ラミクタール服用後の肌荒れ

ラミクタールはてんかん発作や躁鬱病の治療によく使われる薬ですが、結構副作用が多いので有名です。そのなかでもよく見られるのが薬剤過敏性の皮膚粘膜眼症候群、つまり服用後に起こる肌荒れや口内炎です。肌荒れや口内炎と聞くと大したことがないように思われがちですが、発疹が全身に出て社会生活を営めなくなったり、中には発熱からショック症状を起こして死亡した例もあります。とくに、他のてんかん発作治療薬と併用した場合や規定量以上を服用した場合に、副作用が出やすいようです。
 ラミクタールによる肌荒れは、全身に赤い発疹が発生するという形で出ることが多く、のどの痛み、倦怠感、リンパ節の腫れなどが同時に起きます。軽いものなら皮膚科で処方されるステロイドによって治療可能ですが、ひどい場合は入院治療が必要になることがあります。またラミクタールの他の副作用として肝機能障害がありますが、これを併発した場合は倦怠感に加えて黄疸や吐き気が出ます。
 ラミクタールにはこのような危険な副作用があるので、てんかん発作の治療に使用する場合は、とりあえず少量から始めて、副作用が出ないかどうかを確かめることが多いです。副作用は出る場合は服用を始めてからすぐ出ることが多く、ずっと大丈夫だったのにいきなり出るということは少ないからです。大体8週間以内に副作用が出なければ、それ以後に発症することはあまりありません。てんかん発作の治療のためにラミクタールを処方され、服用後に肌荒れその他の副作用が出た場合はとりあえず処方した医師に相談しましょう。薬を服用すべきかは効果と副作用の費用対効果で決まるので、副作用がひどすぎる場合は服薬の中止や、別の薬への切り替えが行われることがあります。