ラミクタール服用後の眠気が酷い場合

てんかん発作の予防薬のラミクタールの副作用としては、発疹や口内炎などが有名ですが、他の副作用として眠気や疲労感があります。はっきり言ってこれは、この薬の作用機序からして仕方ないところもあります。てんかん発作は脳の神経が異常興奮することによって起こるので、ラミクタールはそれが起きないようにすることで、発作を抑制します。つまりラミクタールは要するに神経の活動を抑制する薬なので、服用するとどうしても眠くなってしまうのです。眠気がひどい場合はとりあえず、服用を就寝前にすれば少しは日中の眠気がましになります。
 眠気をはじめとする副作用は、数ヶ月間飲み続けていれば軽減していく場合が多いです。数ヶ月間というと長いように思えますが、てんかん発作の薬は何年も飲み続ける場合がほとんどですから、その意味では長いともいえません。あまりに眠気がひどい場合は医師に相談してとりあえず量を減らし、それからだんだん増やしていけば作用に身体が慣れていきます。この薬を飲んでいる間は車の運転などの危険な作業はしないほうがいいですが、仕事の関係でそうも言っていられない場合は、せめて眠気が落ち着いてくるまで待ちましょう。ちなみに別のてんかん発作予防薬のデパケンと併用するとラミクタールが体内で代謝されにくくなり、副作用が強く出ることがあります。ラミクタールに加えて何か別の薬が追加で処方された場合は、少なくとも併用の初日は危険な作業を控えた方がいいです。
 最後に言っておきますが、眠気がひどいからといって自己判断で服用を中止するのはやめましょう。そういうことをすると、ラミクタールによって抑制されていた神経が暴走し、重度のてんかん発作が起きる場合があります。